かわいい赤ちゃんが生まれると、その後はお七夜やお宮参り、お食い初めなど、様々な行事が待っています。
その中でもお七夜というのは赤ちゃんが生まれて1番最初に行われる行事ですよね。
お七夜というのは7日の夜と書きますが、一体いつから数えるのでしょうか。
生まれた日を0日とするのか1日とするのか、説明します。
生まれた日は1日目
最近では、生まれた日を0日目として換算することが多いですが、その概念は本当に最近のものです。
昔は生まれた年を1年目と計算する数えという計算の仕方が一般的でした。
例えば、12月31日に生まれた場合はその日で1歳であり、翌日の1月1日に2歳になるのです。
今ではこの考え方は使われていませんが、お祝い事は健在です。
そのため生まれた日を1日目と計算し、7日目にお七夜を行います。
例えば1月1日に赤ちゃんが生まれたのであれば、1月7日がお七夜ということになります。
赤ちゃんが生まれた日を0日とした7日目、つまり8日ではありません。
赤ちゃんとママの体調を最優先に
そうはいっても、赤ちゃんが生まれてから7日目というのは赤ちゃんとママの体調がまだ良くない場合もあります。
特に退院してきたばかりであったりすると、ママは赤ちゃんのお世話で一生懸命ですから、行事をするとなると大きな負担になる可能性もありますよね。
かつては、赤ちゃんが生まれたのか夢はママの床上げの日と言われていました。
しかし、今はまだまだ産褥期の最中ですから、この伝統は受け継がれていません。
多くの病院では赤ちゃんが生まれた5日から7日の間に退院しますが、場合によってはまだ入院している可能性もあります。
ですから、7日目とこだわる必要はありません。
あくまでも赤ちゃんとママの体調が良い時に行いましょう。
簡単に報告だけでも良い
昔は、1族の長が名付け親となり、家族や親戚を招いてお七夜を盛大にお祝いしようという習慣がありました。
最近ではママやパパがそれぞれの両親を招いてお七夜をお祝いするというやり方が一般的ですが、両親が遠くに住んでいたり、里帰りをするとは限らないケースが増え、赤ちゃんとママとパパだけでお七夜を行うケースも増えています。
出産を終えて7日目のママはまだまだお客さんを迎えるだけの元気はありませんし、周りも気遣ってあげたいですね。
お七夜ではお祝いの食事をとりますが、ここではママをねぎらい、パパがママの好きな食事を用意してあげても良いかもしれません。
親戚には赤ちゃんの名前を報告だけしておき、1ヵ月後のお宮参りで集まっても良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか。
お七夜やお食い初めは、赤ちゃんが生まれた日を1日目と換算しますので、赤ちゃんやママに無理のないようにお七夜の計画を立てましょう。
特にまだ赤ちゃんやママが入院している場合、病院でやる必要はありません。