赤ちゃんが生まれて最初の行事がお七夜というものになります。
かわいい赤ちゃんの誕生と名前を親戚や近所の人、その地元の神様にお披露目するためのものだと言われています。
お七夜は命名式とも呼ばれていますが、その後でお祝いの料理が振る舞われることでも知られていますよね。
お七夜で振る舞われるお祝いの料理とは一体どんなようなものなのでしょうか。
目次
縁起が良い料理
お正月のおせち料理やお食い初めで使われる料理を思い浮かべるとわかりやすいのではないでしょうか。
お七夜では縁起の良い料理が振舞われます。例えば赤飯や尾頭付きの鯛などは縁起の良い料理として有名ですよね。
紅白を表す赤飯や、めでたいと語呂合わせが良い尾頭付きの鯛などは、お祝いの席には欠かすことができない食材です。
これ以外にも紅白のかまぼこやなますなど、お祝いの色を表していたり、ごろ合わせが良い食材などが使われます。
実際はそんな余裕はないことも多い
とは言え、実際のお七夜ではそのようなお祝いの料理を準備することはなかなか難しいという現実があります。
というのは、お七夜というのは赤ちゃんが生まれて7日に行われますが、その時期は赤ちゃんとお母さんの退院の時期と被る可能性がありますよね。
そもそも、出産から1週間しか経っていない状態のお母さんは料理などを準備する余裕はありません。
また赤ちゃんも生まれたばかりですし、赤ちゃんのお世話で精一杯というお母さんもいるでしょう。
もしもそのような状態でお互いの両親を招待するとなれば、ゲストもてなさなければいけなくなりますから、非常に大変です。
現実的なお祝いの料理
そのような事情により、もしもお七夜をする場合は仕出しを注文したりお寿司を購入したりなど、近くで買ってくるというパターンが一般的になりつつあります。
特にお互いの両親などを招待する場合はきちんとしたものを購入しますが、自宅で料理するという事は滅多にありません。
料理するとなれば、里帰り中に実家のお母さんが料理するという感じでしょうか。
どちらかというと、赤ちゃんのお父さんがお母さんをねぎらうため、お母さんの好きなものを購入してお祝いの料理として準備するということが多くなっています。
しかし、最近ではお七夜のお祝いの料理をインターネットで購入することができるようになったため、本来のお祝いの料理を準備するという人も増えつつあります。
まとめ
いかがでしょうか。
お七夜におけるお祝いの料理は縁起の良い食べ物が使われます。
それはお節料理やお食い初めなどと同じですね。
もしも余裕があるならば、一仕事を終えたお母さんの為にも縁起の良い食べ物を使って料理を作ってみると良いかもしれません。